飲食店でのスマホ注文の導入で、飛躍的に売り上げが伸びる訳とは?

マクドナルドが今年シカゴに建設した旗艦店では、スマホでの注文方式を取り入れ売り上げを伸ばしています。

単に対人からスマホに注文方法を変えただけで、なぜ売り上げが伸ばせたのか?

その訳は、『プレッシャーからの解放』です。

 

多くの方が経験があると思いますが、列に並んで注文を行う場合、どうしても後ろに並んでいる人達の事が気になり、『早く注文しなければ…』というプレッシャーを感じてしまいます。例え気になる商品があって、その内容を店員に聞いてみたいと思っても、このプレッシャーに負けてしまい、いつものメニューを注文してしまう。スマホ注文は、このプレッシャーから利用者を開放してくれるのです。

中国では、多くの飲食店で取り入れられている同システムですが、アメリカでも近年、マクドナルドやスターバックスなどの大手チェーンでの導入が進んでいます。

冒頭でご紹介したマクドナルドの旗艦店では、このスマホ注文、支払い、デリバリー・サービス(店員がテーブルまで商品を運んでくれる)が取り入れられ、現在はこれらが主流となりつつあります。

 

 

アメリカでマクドナルドを利用した事がある方はご存知だと思いますが、今までは店内にある端末で注文を行い、そのシートを持ってカウンターに並ぶ、という方式が一般的でした。今回は、それをスマホで支払いまで完結させようという取組みなのです。

 

テーブル・サービスとデジタルを活用した注文サービスは、マクドナルドの『未来の体験』と言われる改革の一部で、既に5000店で導入され、2020年までには全店での導入を目指しています。

このスマホを使用した注文システムは日本でも試験的に数店舗で取り入れられ、今後は主流になって行くと思われます。

この、ネットと現実社会の融合はO2Oと呼ばれており、時代の潮流となっています。オンラインとオフラインを融合し、いかに利用者の苦痛を和らげ、便利さを追求していけるか、という点が求められれているのです。

その為には、どのステップを人間が行い。どこを機械に任せるか、という点を考える必要があります。

例えば、私はガソリンスタンドに行く際は『セルフ』を選びます。それは、対人で気を使う煩わしさを割ける為です。一方に於いて、マクドナルドは、今まで利用者が行っていた商品のテーブルまでのデリバリーを店員が行うようにしました。これによりカウンターで長時間待たされる苦痛がなくなった訳です。

日本では、『おもてなし』の精神から人間がサービスを行う事が『善』という考えがあります。しかし、少々過剰な物も多く、正直落ち着かない心境になる物も多く存在します。大事なのは、サービス側の『自己満足』では無く何が本当に必要なのか?、という事を考え、そこに人員を割り当てていく事なのです。

この事は飲食業に限った話ではありません。O2Oをいかにマーケティングに取り入れて行くか?この観点無しに企業の存続は有り得ない、まさに、そういう時代が到来しつつあるのです。