このビジネスモデルの正誤は私には判断出来ませんが、現状を見る限り上手く機能しているように見えます。
この事は、自動車業界のEV化・自動化が進みグーグルやテスラなど様々な新興企業が出現したように、全くの異業種が同じ市場で対峙するという、謂わば、業界の壁を壊す危険性を持っているのです。
人工知能の出現はあらゆる産業障壁を破壊し、『富の集約化』を引き起こす可能性があるという事です。この事は、ゲームのルールが完全に変わる事を意味しているのです。
時代が変われば、常識も変わる。頭では分かっていても人間の行動を変える事は容易ではありません。ただ、世界の転換期である現在において、その遅れは命とりになりかねません。
元来、民主国家は時代のドラスティックな変化には不得手だと言えます。一方、中国のような全体国家は、ある意味『力業』で強引に物事を推し進める強さ?があります。一党独裁国家では世論など気にする必要が無いのです。
この不利な環境の中、どれだけスムーズに次の時代に移行出来るか、それが非常に重要になってくるように思います。