年間900店を新規オープン!?ダラーゼネラルの勢いが止まらない。

小売業の衰退が囁かれる昨今、ひと際息巻く小売業があります。
ぞれが、ディスカウントストア業界です。その代表格でもある『ダラーゼネラル社』は2018年に900店舗の新規出店を計画しています。
1日当たり3店舗という出店スピードも凄いのですが、同社はこれと並行して1000店の既存店改装、そして、100店の移転も計画しているのです。

『ダラー・ゼネラル』は1ドル商品を中心に安さと利便性を売りにして急成長しているディスカウントストアです、
全米に14000店の店舗網を持つ同社は、中規模の比較的コンパクトな店舗を持ち、生活必需品を中心に取り揃えています。
ポジショニングとしては、コンビニ以上、スーパー以下と言う立ち位置で、ローコストで出店する為、投資の回収が早いのが特徴と言える。

最近は、生鮮食品やプライベート商品にも力を入れており、田舎のロードサイドには必ず存在するという優位性を持っています。

同社は、リーマン・ショック時も売り上げを伸ばしている事で分かるように不況に強い。
その上、低所得層が多い地方においてもはや盤石とも言える地位を築いている。

この業態は送料などを考えると。Eコマースが決して太刀打ちできないセグメントで。ネットとの親和性は非常に低いと言える。その為、Amazon脅威論とは無縁で、独自の生態系を確立して成長を続けているのである。
ただ、その分新規で参入してくる企業も多い為、今は出来るだけ早く店舗数を増やしシェアを拡大するフェーズなのかもしれない。

同社の戦略的優位性は、価格帯はウォルマートと被っているが、敢えて店舗を小さくする事で利便性を前面に打ち出している。
また、全体的に生鮮食品の取り扱いが少なく、商品ロスがあまり発生しない。まさに、ポジショニングの妙と言える。

低所得者層をターゲットとした小売業は、Eコマースの影響を最小化する事が出来ます。
1ドルの商品から送料を捻出するのは不可能だからです。

日本でも、『ダイソー』や『ドンキーホーテ』などの企業の強さが目立ってますが、ただ安いだけでなく商品力に注力してきた結果だと言えます。
単価が安くても頻度やボリュームで稼ぐ、この辺りは、日本企業が得意な分野と言えるのではないでしょうか。