米国で自動運転車が配達するスーパーが出現。

中国では、スマホで注文した商品が30以内に配達されるスーパーが存在するが、米国では、何と自動運転車が商品を配達してくれる。
そんなサービスを開始したのが、『Auto X社』です。同社は、商品の調達と受注を行うクラブマーケット(本社 サンフランシスコ)と提携し、カルフォルニア州サンノゼで、自動運転での食品配達の試験運用を始めました。

現在、Uber、グーグル、アップルなど世界中のIT企業や自動車メーカーが、自動運転技術の確立に取り組んでいます。
彼らが高価なミリ波レーダーやカメラを駆使してシステムを作り上げているのに対し、Auto X社が使用してるのは、何と50ドルのカメラ7台とソフトウェアのみ。

それを市販のクルマに組み込むことにより、レベル4の自動運転を達成している。クルマのトランクは、クーラーボックスに改造してあり、生鮮食品の温度管理が行えるようになっている。
利用者は、スマホで注文後、予め登録しておいた自宅住所に届けてくれる。到着するとアプリが通知してくれる。トランクの開閉もアプリを通じて行い、紙袋を取り出して買い物終了となる。

ユニークなのが、トランクを開けると後部座席の窓も開き、中から商品棚が現れる。そこには、飲み物やヨーグルトが陳列されており、『ついで買い』を促す仕組みになっている。利用者が商品を取ると、センサーが感知して一緒にクレジットカードから決済される仕組みになっている。

食料品の買い物は、毎週ほぼ同じことを繰り返す単純作業だが、多くの人が、それに多大な時間を費やしている。買い物代行業のインスタカート社が急成長している事で分かるように、ここには巨大なマーケットが存在しているのである。

この配達を、自動運転で出来れば、そのコストも安く済ませる事ができ、サービスの普及に繋がると言える。
同様のサービスを、米国大手のスーパーチェーンである『クローガー』もニューロ社と共同でアリゾナ州で行っている。法整備など課題も存在するが、私達が想像するよりも、自動運転の未来は近いのかもしれません。