中国ユニコーン企業ランキング。


ユニコーン企業とは、企業価値10億ドルの創業10年以下の未上場企業を指す言葉です。

現在、世界中に約200社前後が存在すると言われており、国別の内訳で見ると米国109社、中国59社、欧州28社、それにインドが10社と言うのが主要な内訳である。

ただ、この数は主にドルベースの資金を調達している企業に絞られている点や、未上場である為に企業価値の査定にばらつきが存在するなどの理由で、様々な統計が存在するのも事実である。実際、中国の科学技術部の発表では、164社のユニコーン企業が存在するという見解を発表している。

・中国ユニコーン企業ランキング

中国に存在するユニコーン企業を、企業価値順でランキングを行うと以下の通りとなる。
尚、シャオミは昨年に上場を果たした為、当ランキングからは、外れる事になります。

・アント・フィナンシャル

1位の『アント・フィナンシャル』はアリババの金融子会社で、電子決済の『アリペイ』を運営する他、世界最大のマネーファンドである『余額宝』の運用や、個人の信用評価システムである『芝麻信用』をサービス提供する。

・滴滴出行(DiDi)

中国のライドシェア大手。
中国では400都市・4億人へのライドシェアサービスの提供の他、アジア諸国や日本にも進出。
元は、アリババとテンセントが経営するライバル同士が合併し設立。その後、Uberの中国事業を買収して成長してきた。中国では、アリババ・テンセント・バイドゥという三巨頭の全てから資金を調達した企業とされている。

・アリババ・クラウド

アリババのクラウドビジネスを担う子会社。
アリババの『独身の日』には、日本の楽天の年間売上に相当する金額が1日で取引されます。
アリババ・クラウドは、それに対応出来る1秒間で25万回の処理速度と、電子決済『アリペイ』に採用される強固なセキュリティに定評があり、日本や東南アジアにも進出している。

・美団点評

フードデリバリー大手。その他にもシェア・サイクル事業にも乗り出す。
昨年9月に香港市場に上場した為、既にユニコーン企業では無くなっている。

・寧徳時代新能源科技

世界最大手の車載電池製造メーカー。
ドイツのBMW社との協業やボッシュ、コンチネンタルなどから積極的に人材を採用して、急激に技術力を高めている。
2017年に、日本のパナソニックを抜いて世界一の座に。

・今日頭条

アクティブ・ユーザーを3億人持つと言われる中国最大のニュースアプリを運営。
親会社は、『Tic Tok』で有名なバイトダンス社。人工知能を用いたリコメンド技術に定評があり、利用者が見たいニュースを集め表示してくれる。

・菜鳥網絡

アリババ傘下の流通大手企業。
トラックを持たない物流会社として知られており、物流プラットフォームの構築を業務とする。
実際の荷物の運搬は提携する運送会社に仕事を割り振り、リアルタイムで、荷物の現在位置を把握する事が出来る。また、倉庫や物流センターを自前で構築して、提携する運送会社が自由に使えるようなインフラ整備を行う。

・陸金所

個人間( P2P )の融資仲介機能プラットフォームを運営。
中国平安保険の子会社で、同社の保険の個人データを用いた融資審査に定評がある。
現在、世界6位のフィンテック企業と言われている

・借貸宝

個人間のお金の貸し借りが出来るプラットフォームを提供。
借りては実名、匿名で出来る事が特徴で、利率・金額はユーザー間で決める事が出来る。
ただ、女性の裸の写真を担保とした融資が横行し社会問題にもなっている。