注文から調理、配膳まで自動でこなす無人レストランが開店。


中国のEコマース業界2位のJD.com(京東)が、天津市で無人レストランを開店しました。

今までにも、中国では無人レストランは存在していましたが、それは電子レンジを用いた簡易的な物でした。今回は、全ての調理を5台のロボットが担当し、熱々の料理を給し出来るシステムを構築しました。

今回新たに開店したレストランの名称は『京東X未来レストラン』。

料理の注文から、会計、調理、配膳までの全工程をロボットにより自動化した最新のレストランになります。厨房に設置された5台の調理ロボットは、中国八大料理40種の調理をする事が出来ます。そのレシピは、有名シェフのレシピをそのままプログラミングする事で、目新しさだけでなく味にも拘った本格的な料理が特徴になります。

・注文・会計

店内に入り席に着くと、テーブルに設置してあるQRコードを読み込みます。
そこから、好きな料理を選ぶと、スマホ決済で同時に会計も終了。
料理は、10元・20元・30元の3種類の価格の料理、40種類から選ぶ事が出来ます。

・調理

調理は厨房に置かれた5台のロボットが手分けして調理します。
鍋振りなど料理人の動きを真似たロボットが、有名シェフのレシピそのままに調理を行う為、味のレベルは非常に高いそうです。

・配膳

出来上がった料理は、人工知能技術を用いた自動運転ロボットによりお客の下に運ばれます。
ロボット自体が最適なルートを計算して、障害物を避けながら運ぶ事が出来ます。
現状、この配膳ロボットに料理を載せる作業は自動化出来ていない為、人間の手によって行われるとの事。

この未来型ロボットレストランは、400㎡の広さを持ち、最大100人の客を収容する事が出来るとの事です。
この手のレストランは、テクノロジー偏重で、味はイマイチという形態が多かったですが、今回は非常に実用的な印象を持ちます。恐らく、ある程度のデータが集まれば、辛さや味の濃さなど細かな個人の要望にも対応出来ると思います。

人それぞれ味の好みという物はありますが、外食時に、それを店側に求めるのは、気が引けたりします。しかし、ロボット相手なら、細かな要望やわがままを伝えやすく、より満足度の高い食事が出来そうな気がします。

また、飲食業では時間帯により客足の数がばらつき、効率的な人員配置が難しい業態であると言えます。その解決法として、自動化は非常に効果的だと言えるのではないでしょうか。